演出助手による俳優紹介・前編
解良 柊苺 (けら しゅい) 【山岡美琴 役】
主演女優募集の追加オーディションで出会った方。
肝が据わっており、自分の魅せ方を研究している人だなという印象。
バレエと水泳で培った筋肉が、彼女を大きく支えているのだろうか。
分からない事は分からないと伝えてくれる素直さもあり、頭が良い。
偶に舌を出す仕草を見かけるのだが、悔しい時の癖かしら、面白い。
何度もシーン稽古に挑む前向きな姿勢が、山岡と重なって頼もしい。
演出家にも先輩にも引けを取らない堂々とした振舞いが彼女の魅力。
塚田 大登 (つかだ ひろと) 【原啓介・加藤真 役】
根っからの明るさから出る眩しい笑顔が特徴。
舞台上で台詞を喋るのは初めてで、とても緊張しているらしい。
以前稽古の動画を録ったら、「僕にも下さい」と連絡をくれる
自主性があり、見た後の分析まで共有してくれて感動を憶えた。
原が彼の個性をよく反映していて、毎回稽古で見るのが楽しい。
加藤も苦戦しているが、今までにないものが出来そうで楽しみ。
彼の真っ直ぐで優しい眼差しに、こちらも前向きな力を貰える。
翔生 (しょうい) 【吉田均・若槻光政 役】
謙虚で人の良さが滲み出るお洒落さんという印象。
生粋の水曜どうでしょうファンで、面白いことが好きなのだと思う。
YouTubeで彼が見る配信者さんと、同じあだ名を付けさせて貰った。
強い個性を持っている筈と確信があるが、なかなか見せてくれない。
だが、稽古への参加態度も良く優しい人なので、見ていて面白い人。
個人的には、某美大出身の器用な芸人さんに似ていると思っている。
今回の役と本人の個性が離れている分、上手く統合するのが楽しみ。
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