5月19日

①13~17時【入門編】(リーダー・友稀)


急遽、安城の代わりに友稀が仕切る事となった、今回の入門編。

稽古場記録というブログを書くことに決めたのは友稀自身なので、一発目の記事としては丁度良いと思い、ようやく記録開始。


〇内容

柔軟・アップ/M&M(友稀オリジナルver)/開放発声/即興ワーク/台本(読み、聞き)


〇詳細

柔軟・アップ 約20分

股割り(膝を伸ばし、重力に従って腰を落とし、上半身は床に手を付いて支える)

首、手首、足首、肩、腰回し/他各々でほぐし

M&M友稀オリジナルver 約30分

・M&M…曲を流し、俳優個人の中に発生する衝動に身を任せて身体を動かしてもらうワーク

・友稀オリジナル…段階を4つ踏んで、他者からの評価や批判に縛られない作品創りを目指す

(段階)

1、従来のM&M

2、自分を全肯定してくれる人を想像し、その人に見守られているという前提で行う

3、各々想像した人に対し、自分の感じたもの、感覚を共有したいと思いながら行う

4、最後は、その場にいる自分以外の参加者にも共有したいと考えながら見せてみる

(重要)

5、鑑賞した全員で、最後は拍手をして終わる(意見交換等は行わない)

開放発声 約20分

一人リーダーを決め、仰向けに寝転がり、早口言葉を区切ってリーダーが発した言葉を、他の参加者が後に続いて発声

(今回は友稀が仕切ったため、友稀をリーダーに据え置き)

即興ワーク 約30分

インプロのワークの一種、「ポジティブ・ネガティブ」「連想ゲーム」を実践

「ポジティブ・ネガティブ」通称ポジネガ。主に二人組で行う。片方がずっとポジティブに振舞うのに対し、もう片方にずっとネガティブで居てもらう、という会話ゲーム

「連想ゲーム」二人組で、組んだ相手と正対し、交互に言葉を発する。発する言葉は、相手からもらった言葉から自分が連想した言葉に限定される

台本(読み・聞き) 約50分

10ページほどの二人芝居台本を、参加者全員で回し読みする。役を決めず、2行毎に隣の人に渡すのだが、あくまで聞いている人、参加者全員に内容を分かってもらえるように、ゆっくりと感情を込めずに読む

その後、その二人芝居が形になったものを鑑賞。今回はたまたま音声の収録のみの形だったため、聞く形になった

(6月更新予定のブログ、友稀日記にて、作品については紹介予定です。興味ある方はお待ちください)


〇総評

各ワークの合間に休憩をしっかり取りながら行っています。

初めて友稀がフルで仕切った場ですが、参加者がWSへよく来て下さる方ばかりだったこともあり、とても好評だったように思います。

今後も、参加してくださる方の時間を大切にする意識を忘れず、参加者同士で”共有する機会”を体感してもらえるようなワークを行いたいと考えています。


②18~22時【プロ編】(リーダー・安城)

〇内容

体力トレーニング/M&M(発展編)~インプロ/台本


〇詳細

体力トレーニング 約30分

腹筋、背筋、手押し車、腕立て

M&M(発展編)~インプロ 約100分

・発展編…M&Mの曲を一人一つ固定し、作品へと昇華する

・スラスト…身体拡張の感覚を掴むワーク(調べたけれど出てきませんでした)

・インプロ…一人で即興。音楽からイメージをもらう芝居と、設定を決めて行うものと2回実践

台本 約50分

次回公演「比翼連理の果て」より、ページを抜粋


〇総評

安城がワークショップを行う時は、一つのワークに掛ける時間が長い印象です。

丁寧かつ、参加者の意欲が湧くのを待つこともあり、繊細な時間がゆっくりと過ぎていくようです。

冒頭の体力トレーニングは前回から少し期間が空いた事もあり、なかなか苦戦しているようでした。


執筆:友稀

Project Act Tokyo

ありのままのあなたと 表現活動を。